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[自然] 太陽系惑星9個から12個へ

Solarsystem

「惑星」の定義の原案、公開へ
8月14日からチェコの首都プラハで行われている国際天文学連合総会で「惑星」の定義の原案が提示され、内容が公表されました。原案では新たに3つの惑星が追加され、太陽系の惑星は合計12個となっています。最終案は24日に再度提示され、同日中に決議されます。
決まれば、セレス、カロン、2003UB313の3個が加わって、惑星の並びは、「水星、金星、地球、火星、セレス、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、カロン、2003 UB313」となり、慣れ親しんだ「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどてんかいめい)」とはお別れ、ちょっと寂しい気もします。

ま、それはそれとして、惑星の並びを見ていつも思い出すのが、これ。「曜日の順番はどうやって決めたのか?」(by Orbium -そらのたま-)。同じように疑問を抱いている方は居るもんだな、と。どうでもいいっちゃいいんだが気にはなる。曜日の由来も含めて意外な発見があったのでメモ。

曜日の話」(by神話・民話・雑学のサイト 円環伝承)

こうした西洋占星術の発祥の地であり、太陰暦を使っていた古バビロニアでは、新月を起点に数えて二十八~三十日まで(月が満ちてまた欠けるまでの一巡り)を一ヶ月とし、一ヶ月の中の七日目、十四日目、二十一日目、二十八日目を休日としていました。この日は不吉な日で、よって仕事は休まなければならない、とされていたようです。

 どうして七日ずつで区切ったのか? それははっきりしていません。日月と五つの惑星……「聖なる七つの星」の数にちなんだのだという説もありますし、あるいは、月が満ち欠けてちょうど七日ずつで「新月」「上弦」「満月」「下弦」と大きく姿を変えるので、それからきているのだ、という説もあります。

 ともあれ、この「六日働いて一日休む」慣習が、新バビロニアに囚われて奴隷にされていたユダヤ人たちにも浸透し、やがて彼らが解放されて世界に散らばると、慣習も同じように広まっていったと言われています。なにしろ、ユダヤ人たちは「神が六日かけて世界を作り、七日目に休んだ」という神話を持っていましたので、この神話にぴったりの「週」は、ユダヤ教を広めるのと同時に広がり定着することになりました。

 ユダヤ人たちがバビロニアと無関係に元々そういう神話や暦を持っていたのか、バビロニアでの慣習が基になってこの神話にアレンジされたのか、どちらなのかは分かりません。ユダヤ人たちの『旧約聖書』と、バビロニアのカルデア人たちの神話は比較神話上類似を示しており、両者の文化・宗教には関連があるとされています。 

 「週」の概念はギリシア(と、ギリシアに支配されヘレニズム化していたエジプト)にも伝わり、ギリシア人たちに気に入られました。というのも、彼らも「七」を神秘の数・聖なる数として尊重していたからです。(概ね、オリエント文化圏では七を聖数としたようです。インドは九、中国は五。)やがて紀元前二~一世紀頃にローマ暦に導入され、西暦四年にローマのコンスタンティヌス帝によってキリスト教公認になりますと、キリスト教の伝播と共にヨーロッパ中に より強固に広まり、一方では中央アジアを経て中国、そして日本へ伝わることとなったのでした。 

 ところで、「週」の一日ずつに日月五星の名前を付けて、現在のような「日、月、火、水、木、金、土……」の順番に巡るよう定めたのは、紀元前のエジプトの天文学者たちだと言われています。

曜日の話(後半)」(by神話・民話・雑学のサイト 円環伝承)

中国語 日本語 惑星名 英語 スペイン語※
星期日 太陽、Sun Sunday、太陽の日 Domingo、主の日
星期一 月、Moon Monday、月の日 Lunes、月の日
星期二 火星、Mars Tuesday、チュール[火星]の日 Miercoles、マルス[火星]の日
星期三 水星、Mercury Wednesday、オーディン[水星]の日 mercredi、マーキュリー[水星]の日
星期四 木星、Jupiter Thursday、トール[木星]の日 Jueves、ジュピター[木星]の日
星期五 金星、Venus Friday、フレイヤ[金星]の日 Viernes、ヴィーナス[金星]の日
星期六 土星、Saturn Saturday、サトゥルヌス[土星]の日 Sabado、仕事を中断する日・安息日
※:イタリア、フランス、ルーマニアも同系統

個人的に新鮮だったのが、三点。

第一点。中国やユダヤが数字で呼んでいること。中国が干支や陰陽五行とは関係なく?数字であるのが意外。一神教であるユダヤでは、惑星に対応させる神が居なかったというのには納得(*)。

第二点。日本で、現行のシステムが導入されたのが明治9年であるが、曜日名は平安時代初頭の弘法大師が密教とともに持ち込んだ「宿曜経」に記されているものに基づいていること。そして、その「宿曜経」が、古代エジプト人が日月五星を当てはめて作ったとされる現在の曜日の翻訳であったこと。つまり、明治になって始めて西洋の暦に出会ったのではなく再会であったこと(*)。

第三点。英語のTuesday(火曜)からFriday(金曜)までが、ローマ(ギリシャ)の神々ではなく、ゲルマンの神々であること。言語の成り立ちが面白い(*)。

■関連ページ&サイト
・「曜日の順番はどうやって決めたのか?」(by Orbium -そらのたま-)
・「曜日の話」(by神話・民話・雑学のサイト 円環伝承)
・「日月火水木金土の七曜はいつ頃から日本で使われたのでしょうか? 」(byおこよみ焼き)
・「週の初めは日曜か月曜か?」(byおこよみ焼き)
・「曜日の順番・曜日の生い立ち」(byこよみのページ)
・「曜日の名前のはなし」(by倉田わたるのミクロコスモス)

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